
いくら稼げるかより先に、note収益化には決まる構造があります
note収益化がいくらになるか、金額を約束することはできません。読者数×転換率×単価という構造で決まるからです。この記事では、金額ではなく構造を説明します。
いくらになるかは何で決まるのか
金額を決める要素は3つあります。読者の人数、行動につながる転換率、1件あたりの単価です。
3つのどれかが0に近ければ、他がどれだけ良くても金額は伸びません。掛け算で決まる以上、1つだけ見ても答えは出ません。
- 読者数(記事がどれだけ見られたか)
- 転換率(見た人のうち行動した割合)
- 単価(1件あたりの金額)
読者数はどう見ればいいか
読者数は、記事が検索や紹介でどれだけ見られたかを示す数字です。私は59本書いて、表示は合計106回でした。
この時点で、転換率や単価を計算しても意味のある金額にはなりません。まず読者数を積み上げる段階だったと考えています。
読者数を増やす方法は、本数を増やすことだけではありません。私は本数を増やしましたが、59本のうち読まれた記事はごく一部でした。
本数より先に、検索する人の言葉を意識できているかを確認したほうが、読者数という掛け算の1つ目を早く積み上げられると感じています。
転換率はどう見ればいいか
転換率は、読者のうちどれくらいが行動に移るかの割合です。私が使っているアフィリエイトの一社ぶんでは、アクセス16,993に対して登録1,228、転換率は7%でした。
この7%は、noteの読者がそのまま同じ割合で動く保証ではありません。転換率という考え方があることを知るための参考値として使っています。
期間は2021年5月から2026年5月までの5年間です。この数字にたどり着くまで、時間がかかっています。
単価はどう見ればいいか
単価は、1件の行動に対していくら発生するかです。noteの収益化における単価は、機能や条件によって変わるため、最新の金額は公式で確認してください。
この記事では、具体的な単価の数字を挙げません。読者数と転換率を先に押さえたうえで、単価は個別に確認する項目だと考えてください。
3つを掛け合わせるとどうなるか
3つの要素を掛け合わせた結果が、最終的な金額になります。次の表は、どの要素が0に近いと結果がどうなるかを整理したものです。
| 状態 | 結果 |
|---|---|
| 読者数がほぼ0 | 転換率や単価が高くても金額は出ない |
| 読者数はあるが転換率が低い | 見られていても行動につながらない |
| 3つとも一定水準ある | 初めて金額として積み上がる |
私の59本106回という実績は、一番上の行に近い状態でした。金額を計算する以前の段階だったということです。
3つの中でどれを一番に見るべきか
3つとも大事ですが、順番をつけるなら読者数が最優先です。読者数が0に近ければ、転換率も単価も計算する対象がありません。
私は59本106回という結果を見て、読者数の段階でつまずいていたことに気づきました。転換率の7%という数字を意識するのは、その後の話です。
- 1番目に見る数字 読者数
- 2番目に見る数字 転換率
- 3番目に見る数字 単価
金額を約束しない理由は何か
金額を約束すると、読者数や条件が違う人には当てはまりません。構造を知ることのほうが、誰にでも使える情報だと考えています。
条件や単価の最新情報は公式で確認し、自分の読者数と転換率を掛け合わせて考えてください。それが、いくらになるかを知る一番確実な方法です。
他の人の金額を参考にしていいか
SNSなどで見かける金額は、その人の読者数や条件がそろって出た結果です。同じ行動をしても、自分の読者数が違えば、同じ金額にはなりません。
参考にするなら、金額そのものより、その人がどうやって読者数を増やしたかという過程のほうが役に立ちます。私も他人の金額を見て焦った時期がありましたが、比べる意味は薄いと今は考えています。
比べるべき相手がいるとすれば、過去の自分の読者数です。59本目の自分と10本目の自分を比べるほうが、他人の金額よりずっと参考になります。
金額の話題は目を引きやすいですが、構造を理解しないまま金額だけ真似ようとすると、うまくいかないことが多いと感じています。
構造を理解したうえで自分の数字を追いかけるほうが、遠回りに見えて確実だと考えています。焦って金額だけを追うと、原因の切り分けが難しくなります。
金額を知りたい気持ちは自然なことです。それでも、構造を先に理解しておくほうが、後から数字を見たときに納得しやすくなります。
次にやるべきことは何か
まず自分の記事の表示回数を数えてください。それが読者数にあたる数字です。
読者数がまだ少ないなら、転換率や単価より先に、届く記事を増やす段階だと判断してください。順番を守ることが、いくらになるかを正しく見積もる近道です。